受書と御袴料

先日、「受書セットを下さい」と女性側のお客様がご来店しました。
男性側から関東式九品目を頂く予定とのことです。
受書セットをご案内して、さらにお話しをしていくと、お返しにお袴料があるので、お袴料の金包も一緒に台の上に載せたいとの事でした。
しかし、受領書である受書とお祝いのお袴料は同じ台にはお載せしないのが基本です。
受書セットとお袴料を載せる台と二つご用意なさることになることをお話ししました。

するとお客様が「二台になるの……」
そこでご両家お揃いで、会場を借りての結納式ということでしたので、受書セットは省略して、男性側と同じランク(やや控えめ)の結納品をご用意してのお取り交わしになさることお勧めいたしました。
関東では会場を借りて、結納品をお取り交わしすることが多いですから、女性側は受書を省略し、片祝にならぬよう結納返しをご用意するケースが多いです。
ご納得頂き、結局、七品目をお買い求め頂きだきました。ありがとうございました。

詳しくは結納品の選び方女性側もご参考下さい。

  お取り交わし例                                   

 男性から女性へ

 

 

 

 

 

女性から男性へ結納返し