新しい年になり、普段お世話になっているところから頂いていていたカレンダーや手帳を新しく使い始めました。
そこで気づいたのが、意外に多くのカレンダーや手帳に六曜が書かれていることです。
六曜は、吉凶を占う暦注(れきちゅう)のひとつで、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口のことです。
一般的な意味・読み方は、次の通りです。
先勝(せんしょう、せんかち、さきかち) 急ぐほど吉の日。午前は吉。午後は凶。「先んずればすなわち勝つ」の意味。
友引(ともびき、ゆういん) 「進まず引かず」勝負がつかない、の意味。また「凶事に友を引く」の意味もあるため、葬儀などの弔事は凶で、結婚式などの慶事は吉とされる。朝晩は吉。正午は凶。
先負(せんぷ、せんまけ、さきまけ) 勝負事や急用は避けるべき日。午前は凶。午後は吉。「先んずればすなわち負け」の意味。
仏滅(ぶつめつ) 六曜のなかの大凶の日。特に移転、開店などの新規事に悪いとされる。
大安(たいあん、だいあん) 六曜のなかで最も吉の日。開店、婚礼をはじめすべてのことによい。「大いに安んず」の意味。
赤口(しゃこう、しゃっく、せきぐち) 正午のみ吉。ほかは凶。祝い事や新規事業は障害を招くことも。火の元に注意する日、刃物を扱う人も要注意の日とされる。
結納式には、やはり大安を選ぶのが最適です。中には結納品を買いに来るのも大安に!という方もいらしゃいます。ご両家の中にこだわる方がいらっしゃれば、できるだけあわせていくのが円満かと思います。
ですが、結納式は土、日、祭日に行うケースが多く、さらにご両家みんなの都合の良い日に限定されるわけですから、なかなか大安を選べないのが現実です。
大安でなければ、友引、先勝。さらに無理であれば仏滅意外なら…いう方も多いのが現状と思います。