大切にします 日本の心

最近はご両家納得の上、ご結納金を省略なさる方もいらっしゃるようです。

結納の目録に書かれている品名は、勝男節(かつおぶし)、寿留女(するめ)、子生婦(こんぶ)、友白髪(ともしらが)、末広(すえひろ)、家内喜多留(やなぎたる)のようにおめでたい当て字が使われております。

これは「これから結婚する男女がお子様を授かり、仲睦まじく共に白髪の生えるまで添い遂げ、末広がりに喜びごとが訪れ、それらがその家庭に多く留まります様に」という願いが込められているのです。

ですから、結納金の有無にかかわらず、ご両家お揃いの場でおめでたい結納品を飾り、絆を深めお二人の末永い幸せを願うという心を大切にしたいものです。余白有こころ