掛袱紗〈かけふくさ〉について

関東式結納と関西式結納では掛袱紗の扱い方も違います。関東式では、もどる・かえすということを嫌うため、お風呂敷同様、掛袱紗もお相手に差し上げます。
ですから家紋の入ったものではなく、寿字入りの掛袱紗を使います。
色も関西では紺系が主流ですが、関東では朱色系のものを使い、直接結納品にお掛けして、お納めします。

略式結納でも掛袱紗を掛けるとより丁寧な形になります。
結納金包みだけの場合でも掛袱紗でグレードアップし、かしこまった形になります。
簡略式の中にも贈る側の丁寧なお心遣いが伝わります。

 

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